青汁って本当に健康にいいの?
青汁とは一体なんなのか
健康食品として飲用される。多くの場合、粉末の状態で商品化されており、水に溶いて飲用する。また、溶かない錠剤状のものも存在する。
色が緑なのに「青」汁としているのは、野菜を「青菜」などと表現する日本語古語に基づく用法である。当初はまずさで有名となり、バラエティ番組の罰ゲーム用品としても使われた。その後、一般化してゆくと共に品質、食味の改良や多種化が進み、最近は大麦若葉・小松菜・ヨモギ、抹茶等を使い味を改善したものやモリンガ、ボタンボウフウなど栄養素を補強できる材料を加えたものが増えている。
折からの健康ブームに乗り、一般的に消費されるようになった。栄養価が高いことから草食・雑食の爬虫類、動物プランクトンなどのペットの常用食や、病気療養食として使われることもある。液状のためスポイトやシリンジを使っての強制給餌にも使い易い。
この青汁、本当に健康に良いのでしょうか?
健康効果は医学的に実証済み
野菜や果物の摂取は、がん抑制・ダイエット・アレルギー改善などの健康効果があると医学的に実証されています。
その野菜に含まれる栄養素が、青汁には多く含まれています。
しかしあくまでサポート役
野菜の目標摂取量は1日に約350g程度(厚生労働省推奨)と言われています。
これを青汁のみで摂取することは出来ません。 それは青汁が緑黄色野菜がメインで出来ていて淡色野菜の栄養素が不足しているからです。
さらに野菜の全ての栄養素をそのまま抽出するのも難しいため、野菜を青汁で完全に代替することが出来ません。
ですので、青汁は健康には良いですがあくまでサポート役なのです。
種類が豊富なので、自分に合ったものを選ぼう
原材料と栄養素以上に生活スタイルも重要視
青汁を選ぶとなると原材料や栄養素に目が行きがちですが、それと同様に自分の生活スタイルも重視しましょう。
出先で飲みたい人は、持ち運び可能な粉末やサプリメントタイプのものが良いでしょう。
逆に言えば、そういった人は冷凍タイプのものなどは不向きです。
そこを誤ってしまうと継続して飲むことが出来ません。
健康は一朝一夕で手に入るものではないので、自分の生活スタイルに合い、飲み続けられるものを前提に選びましょう。
まずは試してみて考えよう
生活スタイルは自分のことなので合ったもの分かりますが、原材料と栄養素は文字で読んでもなんとなく分かったような気になるだけです。
ですので商品の説明を読んで自分に合いそうだと思ったものを飲んで体感してみるのが一番良いです。
青汁は薬品ではなく食品なので、効果・効能で1つに特化しているということはありません。逆に1つだけ欠落しているということもありません。どちらかと言えば、総合的・網羅的な食品です。
ですのでやはり、飲んで実際に体感してみることが重要です。まずは縁の合ったものを手に取ってみましょう。
飲みやすい青汁
効果・効能が総合的・網羅的であって試してみて考えるのが良いのであれば、飲みやすいものの方が良いですよね。
ですのでこれから青汁を飲むことを考えているのであれば、「飲みやすい」を中心に考えてもいいかもしれませんね。
ただし飲み過ぎには注意
1日に必要となる栄養分を越える量を摂取しても、体外に排出されてしまうだけです。
健康はやはり一朝一夕で手に入るものではないのです。
それだけなら良いのですが、あまり飲みすぎると吐き気や下痢、便秘の原因になったりします。
便秘解消の効果がある青汁を摂取して便秘を促進してしまったのでは、元も子もありません。
さらに腹痛や頭痛、関節痛などが起きる可能性もあります。
商品によって1日の摂取量は変わりますが、だいたい平均2~3杯程度です。
用量を守って飲み、健康な体を手に入れましょう!